近年、名入れカレンダーにQRコードを印刷する企業が増えています。
紙のカレンダーはこれまで「1年間手元に残る広告」として定番の販促ツールでしたが、
そこにQRコードを加えることで、役割がさらに広がりつつあります。

たとえば、QRコードを読み取るだけで、自社のホームページやキャンペーン情報、採用ページ、SNSなどへすぐアクセスできるようにしておけば、カレンダーが“デジタルへの入口”となります。
紙面上の限られたスペースでも、QRコードを通じてオンライン上の豊富な情報を届けられるのが大きな利点です。

デザイン面でも、QRコードは工夫次第で自然に馴染ませることができます。
余白の一角や社名の近くに小さく配置すれば、広告的な印象を与えず、さりげなく機能を持たせられます。
カラーバリエーションを活かしてブランドカラーに合わせれば、デザイン全体の統一感も保てます。

紙とデジタルは対立するものではなく、互いを補い合う関係です。
名入れカレンダーにQRコードを取り入れることで、「見る」だけの広告から「行動を促す」広告へ――。
印刷の温かみを保ちながら、新しい販促の可能性を生み出すツールとして、今、多くの企業が注目しています。

壁掛けと卓上、どちらが人気? 用途で変わる“ベストなカレンダー◀▶SNSも活用しよう カレンダーは“写真映え”する販促物